リバース:1999の1.6 バージョンのイベントが終わりまして…暇なので,★5キャラクターの性能考察記事でもしていこうかなと思います.
本記事では,★5キャラクターであるネクロ・ロギストについて考察していきたいと思います.
性能
本源 | 岩 (MINERAL) |
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共鳴 | 偽りのうわごと |
クリティカル | 洞察III : クリティカルテクニック : 356 クリティカル率 : +11.9% クリティカルダメージ : +17.8% |
敵に付与された各種バフを解除したり,味方に対して火力を向上するバフを行えるサポーターになります.
加えて,本キャラクター唯一の性能として,[祈り]状態という,倒れても[祈り]のスタックを消費して,戦闘を継続できるという非常に破格の[状態強化]も付与可能です.
スキルとアルティメット
スペル1
ランク | 効果 |
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ランク1 | 単体攻撃. 160%のメンタルダメージを与える. この攻撃時の貫通率が30%アップする. |
ランク2 | 単体攻撃. 240%のメンタルダメージを与える. この攻撃時の貫通率が30%アップする. |
ランク3 | 単体攻撃. 400%のメンタルダメージを与える. この攻撃時の貫通率が30%アップする. |
スペル1「悔いのにないお別れ」です.
若干倍率は低いですが,貫通率が30%アップするため,対象のメンタル防御力がA+程度あるなら,高倍率のスペルよりも強力です.
スペル2
ランク | 効果 |
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ランク1 | 単体攻撃. 200%のメンタルダメージを与える. |
ランク2 | 単体攻撃. 250%のメンタルダメージを与える. さらに,攻撃対象の全ての[ステータス上昇],[状態強化]を解除する. |
ランク3 | 単体攻撃. 450%のメンタルダメージを与える. さらに,攻撃対象の全ての[ステータス上昇],[状態強化]を解除する. |
スペル2「棺と共にゆこう」です.
ランク2以降で発動することで,対象の[ステータス上昇],[状態強化]を解除できます.
アルティメット
ランク | 効果 |
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– | 範囲バフ. 3ターンの間,味方に[祈り]を1スタック付与し,与ダメージが30%アップする. 対象がすでに[祈り]状態の場合,即座に発動者の攻撃力×100%分のHPを回復する. |
[祈り] : HPが0になる攻撃を受けても踏みとどまり,ネクロ・ロギストの攻撃力×100%分のHPを回復する (発動すると消費される.スタック不可.).
アルティメット「死者たちのささやき」です.
自身を除くパーティーの味方に対して,[祈り]を1スタック付与し,ダメージボーナスを30%アップする[ステータス上昇]を付与します.
加えて,付与する対象がすでに[祈り]状態であった場合,攻撃力に依存した回復を行います. (この回復に対しては,クリティカルが発生します.)
この際,[祈り]状態の付与は自身を含まないため,回復に関しても自身は対象外になります.
また,[祈り]状態が発動した際の回復は,[状態強化]による回復であるため,回復率のステータスにより回復量が上昇しますが,クリティカルは発生しません.
[祈り]状態はスタック不可となっているため,基本的には上限は1スタックなのでですが,UTTU閃光集会の「アンコール・フェイム」では,1度に2スタック付与することが可能です.
理由は不明ですが,楽しいですね!!
洞察
洞察レベル | 効果 |
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洞察I | バトル開始時,自身に[祈り]を1スタックする.(最大1回まで発動) |
洞察II | バトル開始時,与ダメージが8%アップする. |
洞察III | 味方の[祈り]状態が解除されるごとに,自身の攻撃力×50%分のHPを回復する. |
[祈り] : HPが0になる攻撃を受けても踏みとどまり,ネクロ・ロギストの攻撃力×100%分のHPを回復する (発動すると消費される.スタック不可.).
洞察I の効果により,自身を[祈り]状態にします.
アルティメットにより自身へ[祈り]を付与できないため,ネクロ・ロギストが獲得可能な[祈り]のスタックは,この効果によるもののみです.
洞察II に関しては,アタッカーとしてはよくあるダメージボーナスアップになります.
ただし,アルティメットによるダメージボーナスの向上は,自身を含まないため,ネクロ・ロギストがアタッカーを主な役割として編成されることは基本的にはないと思います.
効果自体は勿論あれば嬉しいですが,噛み合っているかは微妙なところですね.
洞察III に関しては,味方の[祈り]状態が解除されるごとに,回復が行えます.
アルティメットは,味方は回復できますが自身への回復がないため,特に対策していない場合,ネクロ・ロギストの体力が低水準になりがちです.
その点を緩和できる点は評価できますが,能動的な発動は行えないため,過信はできません.
塑造
塑造レベル | 効果 |
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1 | アルティメット「死者たちのささやき」が味方に付与する与ダメージアップ効果が下記のとおりにアップする. 30% → 40% |
2 | スペル2「悔いのないお別れ」の貫通率のアップ効果が下記のとおりにアップする. 30% → 40% |
3 | アルティメット「死者たちのささやき」発動後,対象が既に[祈り]状態の場合のHP回復量が下記のとおりにアップする. 100% → 150% |
4 | スペル1「棺と共にゆこう」の与えるメンタルダメージが下記のとおりにアップする. ランク1/2/3 : 200/250/450 → 220/280/500% |
5 | アルティメット「死者たちのささやき」が味方に付与する与ダメージアップ効果が下記のとおりにアップする. 40% → 50% |
魅力的な塑像効果としては,塑像1と塑像5ですね.
アルティメットで付与されるダメージボーナスの上昇量が向上します.
パーティー全体の3ターンの間,それぞれダメージボーナスが10%向上する非常に強力な塑像です.
特に塑像5まで塑像を進めた際には,ダメージボーナス+50%という非常に協力な効果になります.
キャラクタービルド
心相
心相は,「二度目の人生」が最も相性が良いと思います.
範囲アルティメット発動後,自身を含めた全体回復を行えるため,[祈り]が発動しない場合に自身の回復が行えない点を一部緩和できます. (心相増幅の回復では,クリティカルは発生しません.)
心相名 | 二度目の人生 |
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攻撃力 | 350 |
HP | 2,800 |
リアル防御力 | 120 |
メンタル防御力 | 220 |
攻撃力 | 10.0 % |
心相増幅 Lv.5 | 記憶者が範囲アルティメットを発動すると,味方全員のHPを記憶者の攻撃力×64%分回復する. |
問題点としては,「二度目の人生」のリアル防御力とネクロ・ロギスト自身のリアル防御力の両方が低いため,リアルダメージがベースの敵に対しては,非常に脆くなります.
そのため,リアルダメージベースの敵や回復がそこまで必要ない場合などは,「二度目の人生」以外の心相も選択肢になるかと思います.
サブディーラー的な役割を行い場合でも攻撃力は非常に重要であるため,「必要な記録」が記憶しやすいと思います.
共鳴
「二度目の人生」を記憶する場合は,攻撃力,回復量とダメージ軽減を適当に好みな感じで調整した以下の形が良いかなと思います.
ステータス | 詳細 |
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HP | + 864 + 13.0% |
攻撃力 | + 130 + 22.5% |
リアル防御力 | + 59 + 12.0% |
メンタル防御力 | + 83 + 12.0% |
クリティカル率 | + 11.0% |
クリティカル耐性率 | + 8.0% |
クリティカルダメージ | + 3.0% |
クリティカル防御力 | + 8.0% |
ダメージボーナス | + 8.5% |
ダメージ軽減 | + 8.0% |
共鳴Lv.15 なら,以下の形かな…
「必要な記録」を記憶するような場合は,回復量とダメージを考慮すると以下のような形が良いかなと思います.
ステータス | 詳細 |
---|---|
HP | + 864 + 9.0% |
攻撃力 | + 130 + 12.0% |
リアル防御力 | + 59 + 6.0% |
メンタル防御力 | + 83 + 3.0% |
クリティカル率 | + 25.5% |
クリティカル耐性率 | + 11.0% |
クリティカルダメージ | + 6.5% |
クリティカル防御力 | + 3.0% |
ダメージボーナス | + 20% |
ダメージ軽減 | + 5.0% |
ステータス | 詳細 |
---|---|
HP | + 864 + 9.0% |
攻撃力 | + 130 + 12.0% |
リアル防御力 | + 59 + 6.0% |
メンタル防御力 | + 83 + 3.0% |
クリティカル率 | + 25.5% |
クリティカル耐性率 | + 11.0% |
クリティカルダメージ | + 6.5% |
クリティカル防御力 | + 3.0% |
ダメージボーナス | + 20% |
ダメージ軽減 | + 5.0% |
評価
ネクロ・ロギストは,塑像5の際にダメージボーナス+50%と言う[ステータス上昇]を味方に付与できます.
ただし,その強力なバフもアルティメットによるものであり,ネクロ・ロギストにはMP加速手段がないため,行動回数を非常に要求します.
ダメージボーナス+50%の[ステータス上昇]のバフも持続ターンは3ターンであるため,バフを継続させることは通常難しくなっています.
その点を考慮すれば,やはり最初のアルティメット発動までのタイムラグの影響が少なく,[再造]をスタックしていくことで,メインターゲットのダメージ軽減が非常に向上するたてがみ手配書で最も有効に働くと思います.
また,[再造]はスタックすることで,ダメージボーナスも向上するため,敵の攻撃がPhaseを進めていくことで苛烈になります.
その点,ネクロ・ロギストは,リバース:1999 で能動的に付与可能な倒れても戦闘を継続できる唯一無二の性能も有しています.
自身の[祈り]状態は,戦闘を通して1スタックまでであるため,ネクロ・ロギスト自体の脆さこそありますが,味方へ付与される[祈り]による継戦能力は非常に強力です.
ネクロ・ロギストが有効に働くたてがみ手配書としては,岩本源が有利な「沼の怪現象」とMP加速が行える「洞窟の黄金」ステージだと思います.
「悪夢の射影」もMP加速が可能ですが,パーティー全体に対してMP加速がかかる「洞窟の黄金」の方が有効だと思います.
「沼の怪現象」は,本源の相性やバフ解除,苛烈となった際の保険としての有用性はありますが,MP加速手段はないため,アルティメットの発動には行動回数を非常に多く必要とする点には留意が必要です.
終わりに
以上, ネクロ・ロギストの紹介でした.
2023/12の後半の深眠域(第5回ですかね?)の「夢境のヌシ」が登場し,初めて深眠域で4人編成のステージがでてきた時に育成しました.
★6キャラクターが全然スーツケースに居ない時に,ちょくちょく編成していたので,贔屓して編成しがちなキャラクターですね.
今のところ,「洞窟の黄金」とUTTUでは,これからも編成してそうかなと思っています.