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リバース:1999 スヴィスティの性能考察

スヴィスティ
目次

はじめに

リバース:1999のスヴィスティのイベント召喚「線の交わり」が開始されました.

本記事では,1.8 バージョン後半の新規★6キャラクターであるスヴィスティについて考察していきたいと思います.

性能

スヴィスティ 基本性能
本源星 (Star)
共鳴迂回する唸り声
クリティカル洞察III :
クリティカルテクニック : 535
クリティカル率 : +17.8%
クリティカルダメージ : +26.8%
基本情報

アルティメットにより多くの追加行動によるバーストダメージを与えることが可能なメンタルダメージ系のアタッカーです.

クリティカル率が非常に高く,超過した分のクリティカル率分をクリティカルダメージに変換可能であるため,安定したクリティカルの発生による大きなダメージを行えます.

スキルとアルティメット

スペル1

ランク効果
ランク1単体攻撃.
ひらめき+1,180%のメンタルダメージを与える.
ひらめきを2点消費し,追加で60%のメンタルダメージを与える.
この攻撃時,クリティカル率の上限を超えた分はクリティカルダメージに変換される.
ランク2単体攻撃.
ひらめき+1,270%のメンタルダメージを与える.
ひらめきを2点消費し,追加で90%のメンタルダメージを与える.
この攻撃時,クリティカル率の上限を超えた分はクリティカルダメージに変換される.
ランク3単体攻撃.
ひらめき+1,450%のメンタルダメージを与える.
ひらめきを2点消費し,追加で150%のメンタルダメージを与える.
この攻撃時,クリティカル率の上限を超えた分はクリティカルダメージに変換される.
スペル1 情報

スペル1の「証明終」です.

ひらめきを消費することで,非常に強力な単体へのダメージを与えることが可能なスペルです.

また,クリティカル率の余剰分をクリティカルダメージに変換されるため,クリティカル率が非常に高いスヴィスティにとっては,大幅な火力強化に期待できます.

スペル2

ランク効果
ランク1範囲攻撃.
ひらめき+1,敵2体に110%のメンタルダメージを与える.
[準備・スヴィスティ]を1スタック付与する.
ランク2範囲攻撃.
ひらめき+1,敵2体に165%のメンタルダメージを与える.
[準備・スヴィスティ]を2スタック付与する.
ランク3範囲攻撃.
ひらめき+1,敵2体に285%のメンタルダメージを与える.
[準備・スヴィスティ]を3スタック付与する.
スペル2 情報

[準備スペル]

次のターン開始時,対応するランク1[予備スペル]・「証明終」が1枚生成される (スタック可能).

スペル2「実用的観点」がない場合,追加でランク1[予備スペル]・「実用的観点」が1枚生成される.

スペル2の「実用的観点」です.

範囲スペルでひらめきを獲得できるスペルですが,メインの効果としては,[準備・スヴィスティ]の獲得になると思います.

[準備スペル]であるため,1ターンで使用しなかった場合は,破棄されるため,そのターンに使用する必要があります.

しかし,[準備・スヴィスティ]の効果として,スペル1「証明終」の生成の他に,スペル2「実用的観点」が手札にない場合は,追加でスペル2「実用的観点」の[準備スペル]を生成します.

このため,スペル2「実用的観点」のスペルを使用した次ターンには,再度スペル2「実用的観点」が手札に存在することが保証され,[準備スペル]は,手札の上限を超えて獲得可能ですので,毎ターン継続的に発動することができます.

また,調律などによる特殊スペルで,[準備スペル]のランクアップを行った場合,[準備スペル]扱いではなくなります.

これにより,発動しなくても破棄されることがなくなるため,継続的な発動を一時的に中断することも可能です.

アルティメット

ランク効果
単体デバフ.
対象に1ターン[朦朧]状態を1スタック付与する.
当該ターン中,自身が[測量]状態になり,ひらめきを2点獲得し,自身のスペルを対応するランクのスペル1「証明終」に変換し,最大限まで発動する.
アルティメット 情報

[状態異常]

クリティカル体制率-25%.(スタック可.各スタックの持続時間は単独で計算される)

アルティメットの「更に遠い果へ」です.

スペル1「証明終」は,クリティカル率の余剰分をクリティカルダメージに変換することが可能であるため,相手に[朦朧]を付与することで,洞察による[尺度]の獲得とダメージ向上に期待できます.

加えて,[測量]状態になることで,スペル1「証明終」による追加ダメージの効果をひらめきを失わずに発動可能になります.

これにより,洞察効果によるクリティカルの発生,スペル1「証明終」のスペル効果後のひらめき獲得後の上限超過により,スペル1「証明終」を発動する度に[尺度]を計2スタック獲得できます.

処理の都合上,洞察によるクリティカル発生時の[尺度]の獲得はスペル発動後ですが,ひらめきの獲得はスペル発動前であるため,ひらめきの上限超過により獲得した[尺度]は発動したスペルに効果が適用されると思われます.

アルティメットの「更に遠い果へ」発動後,ひらめき2点獲得するため,確実にスペル1の追加ダメージの効果が発生するようになっています.

もちろん,[測量]状態によりひらめきを消費しなくなっているため,以降のスペル1「証明終」で追加ダメージが発生しないタイミングはありません.

[尺度]のスタックについてもここで触れます.

基本的には,[尺度]はアルティメットの前後で最大までスタックされると思います.

この際,[尺度]のスタックは個別でターン数が計算されますが,最大のスタックを超えた場合はすべてスタックとしてカウントされません.

例えば,ターン開始時に[尺度]が5スタックの状態であったとします (=この5スタックの残りターンは1ターンです).

この時,[尺度]が15スタックされるような状態でアルティメットを繰り出した場合,次のターン開始時の[尺度]のスタック数は10スタックになります.

つまり,最も都合の良いカウントとしては,15スタックの[尺度]があることですが,残念ながら,残り1ターンの[尺度]を残り2ターンの[尺度]で上書きされない点は留意しましょう.

洞察

洞察レベル効果
洞察I味方のスペルでクリティカルが発生するたびに,または敵に付与された[朦朧]1スタックにつき,自身が[尺度]を1スタック獲得する.
洞察IIバトル開始時,クリティカル率が10%アップする.
洞察IIIバトル開始時,クリティカル率,クリティカルダメージが10%アップする.
アルティメットの発動後,[準備・スヴィスティ]を1スタック獲得する.
洞察レベル表

[状態異常]

クリティカル体制率-25%.(スタック可.各スタックの持続時間は単独で計算される)

洞察I の効果の対象は味方全員のスペルになります.

スヴィスティ及びその他のパーティーメンバーの任意のスペルでクリティカルが発生した際に,スヴィスティに[尺度]を付与します.

そのため,攻撃スペルだけではなく,回復スペルでクリティカルが発生した場合もスヴィスティは[尺度]を獲得します.

その他,アルティメットや葛天 (カッテン) の[戒め],イゾルデの[インテルメッツォ]も含みます.

また,[朦朧]の付与の方に関しては,付与時にのみ判定されます.

そのため,アルティメット発動時に[朦朧]が付与されますが,それにより獲得できる[尺度]のスタック数は1スタックになります.

つまり,効果としては別系統になるため,以下のような処理が適当かと思います.

  • 味方のスペルでクリティカルが発生するたび,スヴィスティが[尺度]を1スタック獲得する.
  • 敵に[朦朧]が付与された時,付与された[朦朧]1スタックにつき,スヴィスティが[尺度]を1スタック獲得する.

例えば,ボイジャーのスペルでは,1度に[朦朧]を複数の敵にスタックできます.

この際,2体に[朦朧]を付与した場合は,スヴィスティは[尺度]を2スタック獲得します.

洞察III の効果としては,さらにクリティカル関連のステータスが強化されます.

加えて,アルティメット後に[準備・スヴィスティ]を獲得するため,スペル2「実用的観点」が手札に加わることが保証され,再度のスペル補充がスムーズになります.

塑造

塑造レベル対象効果
1スペル1スペル1「証明終」の与えるメンタルダメージが下記のとおりにアップする.
ランク1/2/3 : 180/270/450 → 200/290/480%
ひらめきの消費によって追加で与えるメンタルダメージが下記のとおりにアップする.
ランク1/2/3 : 60/90/150 → 90/130/200%
2洞察バトル開始時のクリティカル率,クリティカルダメージアップの効果が下記のとおりにアップする.
クリティカル率 : 10% → 25%
クリティカルダメージ : 10% → 25%
3アルティメットアルティメット「更に遠い果へ」で獲得するひらめきの数が下記のとおりにアップする.
ひらめきの数 : 2点 → 5点
4スペル2スペル2「実用的観点」の与えるメンタルダメージが下記のとおりにアップする.
ランク1/2 : 110/165 → 180/230%
5アルティメットスペル1「証明終」の与えるメンタルダメージが下記のとおりにアップする.
ランク1/2/3 : 200/290/480 → 220/320/520%
ひらめきの消費によって追加で与えるメンタルダメージが下記のとおりにアップする.
ランク1/2/3 : 90/130/200 → 110/160/240%
塑造レベル表

魅力的な塑像効果としては,塑像1,2,5だと思います.

塑像1及び塑像5

まずは,同系統の塑像1と塑像5について確認します.

スペル1「証明終」の火力上昇としては,以下のような形になると思います.

塑像ランク1ランク2ランク3上昇倍率 : ランク1/2/3
塑像02403606001.00/1.00/1.00
塑像12904206801.21/1.17/1.13
塑像53304807601.14/1.14/1.12
上昇倍率
  • 塑像0 → 塑像1 のランク3の火力としては,1.13 (≒680/600) 倍程度の火力上昇
  • 塑像1 → 塑像5 のランク3の火力としては,1.12 (≒760/680) 倍程度の火力上昇

になります.

塑像2

塑像2の上昇量としては,育成状況,ビルドや[尺度]のスタック状況にもよるため,何とも言えない部分はあります.

ひとまず,洞察III による効果を除いた状況として,以下のような状況を想定します.(洞察II は含みます.)

  • クリティカル率 : 60%
  • クリティカルダメージ : 180%
  • [尺度]を5スタック
  • [朦朧]を1スタック (=アルティメットを想定)

もちろん,クリティカル関連のステータスがより低い,[尺度]のスタックがより低い場合は,より倍率が上昇します.

  • 塑像1以下のクリティカルダメージ : 215%
  • 塑像2のクリティカルダメージ : 245%

となり,1.14 (≒245/215) 倍程度の火力上昇となります.

ランク1「証明終」やランク2「実用的観点」を通常スペルとして発動する場合の火力上昇にも寄与するため,強力な塑像効果と言えます.

とは言え,上記はある程度の[尺度]のスタック数を低めに取っているため,アルティメット「更に遠い果へ」発動時の火力を強化したい場合は,塑像1や塑像5の方がより強力にはなっています.

塑像3

一応,塑像3についても確認します.

アルティメット「更に遠い果へ」発動時に獲得するひらめきが,3点分上昇します.

これにより強化される内容としては,[尺度]を3スタック分追加で獲得できます.

ひらめきが2点以下で発動した場合は,[測量]状態の効果の「上限を超えたひらめき1につき,[尺度]を1スタック獲得する.」分だけ差がでますが,基本的には,クリティカル率+9%,クリティカルダメージ+9%分が追加されるのみです.

このため,ダメージへの寄与は他の塑像に比べて大きくないかと思います.(計算するほどでもない)

キャラクタービルド

心相

選択肢はいくつか存在します.

  • 証明の試み
  • 四方城の外にて
  • 夜を冒涜する者・もうひとつの物語

さて,1つずつ見ていきましょう.

証明の試み

1.8 バージョンで追加された「証明の試み」は,クリティカル率,スペル威力,ダメージボーナスという多くのステータスが向上する非常にスヴィスティと相性の良い心相です.

スヴィスティに記憶する心相を考えるときにはまず考えることになると思います.

基本的には,アルティメットを1回発動することで,心相増幅のダメージボーナスを最大まで向上させる事が可能で,素早く最大火力を出力可能な状態に移行することが可能な点が素晴らしいです.

証明の試み
心相名夜は明ける
攻撃力360
HP2,100
リアル防御力180
メンタル防御力180
クリティカル率16.0 %
心相増幅 Lv.5記憶者が[星]本源の場合,スペル威力が5%アップする.
アルティメット発動後の1ターン中,単体アタック系スペルを1回使用するたびに,バトル終了まで,与ダメージが8%アップする.(最大3回までスタック可)
証明の試み (Lv.60時点)

四方城の外にて

分岐点としては,別途クリティカル率あるいはクリティカルダメージを上昇する方法が存在するかになりますが,塑像1以下であれば,特に「四方城の外にて」は有効であると思ます.

とは言え,アルティメットにつき5回の追加攻撃を行いつつ,2回アルティメットを発動するという手間があります.

「四方城の外にて」は,クリティカルダメージの大幅な上昇が見込める強力な心相ではありますが,[尺度]によるクリティカルダメージの向上なども含めて同じステータスを大きく向上させるよりも,複数のステータスを向上させる方がダメージとしては上昇します.

このため,曲娘 (チーニャン) のために育成した場合など,心相増幅Lvの育成状況次第でもこちらを優先して良いと思いますが,同じ心相増幅Lvであれば,基本的には「証明の試み」が優先されるかなという印象です.

夜を冒涜する者・もうひとつの物語

スペル威力やダメージボーナスが非常に向上する,「夜を冒涜する者」と「もうひとつの物語」です.

スヴィスティ自身はアルティメット発動時,敵に対して[朦朧]を1スタックできます.

追加で[状態異常]を付与可能なキャラクターを編成することで「夜を冒涜する者」の心相増幅を満たすことが可能なため,「夜を冒涜する者」も良いと思います.

セットアップが非常に面倒臭く,アルティメット発動ターンに先にスペル1「証明終」を発動しておくなどの制限があり,たてがみ手配書専用みたいなところがありますが,パーティー編成に縛りがなくなる「もうひとつの物語」も良いとは思います.

ただ,アルティメット威力が無駄になるなどが美しくないため,個人的には全く好みではありませんね.

共鳴

基本的には,クリティカル率とクリティカルダメージが向上する良くあるはめ込みで良いかなと思います.

スヴィスティ 共鳴 (1)
ステータス詳細
HP+ 915
+ 6.0%
攻撃力+ 137
+ 9.0%
リアル防御力+ 71
+ 6.0%
メンタル防御力+ 71
+ 0.0%
クリティカル率+ 32.5%
クリティカル耐性率+ 18.0%
クリティカルダメージ+ 16.0%
クリティカル防御力+ 0.0%
ダメージボーナス+ 15.5%
ダメージ軽減+ 12.0%
共鳴ステータス (Lv.10)
スヴィスティ 共鳴 (2)
ステータス詳細
HP+ 915
+ 6.0%
攻撃力+ 137
+ 9.0%
リアル防御力+ 71
+ 0.0%
メンタル防御力+ 71
+ 6.0%
クリティカル率+ 32.5%
クリティカル耐性率+ 18.0%
クリティカルダメージ+ 16.0%
クリティカル防御力+ 0.0%
ダメージボーナス+ 15.5%
ダメージ軽減+ 12.0%
共鳴ステータス (Lv.10)

ただし,塑像2以降でヴィラと編成する場合等,クリティカル率やクリティカルダメージの大幅な向上が望める場合は,クリティカル率やクリティカルダメージを落として,攻撃力やダメージボーナスに寄せたほうが良いかなと思います.

スヴィスティ 共鳴 (3)
ステータス詳細
HP+ 915
+ 12.0%
攻撃力+ 137
+ 6.0%
リアル防御力+ 71
+ 6.0%
メンタル防御力+ 71
+ 12.0%
クリティカル率+ 27.5%
クリティカル耐性率+ 18.0%
クリティカルダメージ+ 13.0%
クリティカル防御力+ 0.0%
ダメージボーナス+ 15.5%
ダメージ軽減+ 11.0%
共鳴ステータス (Lv.10)

たてがみ手配書では,[再造]によるダメージ軽減の上昇に伴い一定のタイミングで,ダメージボーナスよりもクリティカルや攻撃力を優先する方が良い場面が出てくるとは思います.

運用

基本的にはたてがみ手配書で,[再造]が少ないタイミングの時のような,1回のダメージが大きくなるように立ち回る方が良い場合を除いては,アルティメットで発動するスペルに関しては数こそが正義です.

スヴィスティのアルティメット「更に遠い果へ」は,行動回数消費なく,そして[測量]による確実な追加ダメージ効果が発動します.

行動回数を使用しないのであれば,ランク2スペルは,ランク1スペル2枚分のスペル倍率を出すことはできませんし,ランク3スペルは,ランク1スペル4枚分のスペル倍率を出すことはできないことから,特段高ランクスペルを集める必要はありません.

また,アルティメット「更に遠い果へ」によるスペル1「証明終」の発動は,ターン中の選択後の状態を参照します.

このため,スヴィスティのアルティメットを選択した後,他のキャラクターのスペル発動などにより,スヴィスティのスペルの合成等が発生した場合は,合成後の状態で処理が適用されます.

前述のとおり,スペルの枚数が減ることになると火力が低減するため,可能であればアルティメット「更に遠い果へ」発動後の行動の選択は,スヴィスティのスペルがランクアップされないような選択をしたいです.

また,移動が必要になった際は,手札が補充される際に左側に置いておくと,勝手にランクアップされて火力が減る可能性があるため,手札の圧迫を木にしない場合はスペル1「証明終」を可能な限り勝手に合成されない位置に移動しましょう.

アルティメットの火力目安としては,[予備スペル]を除いた手札の上限による管理のし易さと与えるダメージを考慮すると,1,000%は超えたいかなと思います.

3人編成

さて,3人編成の場合に3ターン目のアルティメットで1,000%を超える条件を考えましょう.

パターン (1)

最も単純なパターンは,初期手札7枚の内,2枚がスペル2「実用的観点」であった場合です.

ターン行動パターン備考
1ターン目1. ランク1のスペル2「実用的観点」を移動/合成
2. ランク2のスペル2「実用的観点」を発動
2ターン目1. ランク1のスペル2「実用的観点」を発動1ターン目に,スペル2の移動/合成,発動.
2ターン目に,スペル2の発動,スペル1の合成.
上記により,MPが5点となる.
このため,基本的には追加の行動回数をスヴィスティに使う必要がない.
3ターン目1. スヴィスティのアルティメット
行動パターン

このとおりに動けたなら,3ターン目のアルティメットは,確実にランク2を1枚,ランク1を3枚獲得できます.

塑像0の場合,ランク1のスペルが240%(=180%+60%),ランク2のスペルが360%(=270%+90%) であるため,1,080%(=240%*3+360%) 相当の単体アルティメットが期待できます.

リスタートが面倒である点に目をつぶれば,確実に3ターン目に強力なアルティメットを発動できます.

パターン (2)

さて,その他の場合はどうでしょうか.

ランク2のスペル2「実用的観点」を2ターン目に間に合わせることになりますが,それは可能でしょうか?

この際,考えるべき点は,[準備スペル・スヴィスティ]でスペル2「実用的観点」を獲得する条件は,手札にスペル2「実用的観点」が存在しない場合である点です.

そのため,スペル2「実用的観点」が2ターン目に手札に加わった場合は,[準備スペル]のスペル2「実用的観点」が加わらず,2ターン目にランク2のスペル2「実用的観点」を発動するには,

  • スペル2「実用的観点」が2枚補充される.
  • ヴェルティのMPを40消費して,特殊スペルによりランクアップさせる.

のいずれかの条件をクリアする必要があります.

流石に前者を期待するのは,あまりにもあんまりですので,後者を期待することになります.

自動的に合成が発生しない場合,2ターン目のヴェルティのMPの最大は38であるため,後者の場合でも運による合成が必要です.

調律「はじまりの刻み」の特殊スペルを2ターン目に獲得するには,運によるスペルの合成が必要がなため,確定にはなりません.

運よく自動で合成でき,「はじまりの刻み」の特殊スペルを獲得できた場合は,以下のような形になるかと思います.(できるといいね…

ターン行動パターン備考
1ターン目1. ランク1のスペル2「実用的観点」を発動
2. 残りは「証明終」以外から可能な限り手札のスペルを減らす
次のターンのスペルを期待するため,基本的には不要なスペルの枚数を減らす.
2ターン目1. ランク1のスペル1「証明終」を移動/合成
2. 特殊スペル or 合成によりランク2のスペル2を発動
3. スヴィスティのMPが足りないなら,適当に移動
1ターン目に,スペル2の発動.
2ターン目に,スペル2の発動とスペル1の移動/合成.
上記だけだと,MPが4点のため,追加でMPを1点獲得する必要がある.
3ターン目1. スヴィスティのアルティメット
行動パターン

このとおりに動けたなら,3ターン目のアルティメットは,確実にランク2を1枚,ランク1を3枚獲得できるため,前述のパターンの場合と同様に1,080%(=240%*3+360%) 相当の単体アルティメットが期待できます.

4人編成

4人編成の場合は,1ターン目にランク2のスペルを合成することはできませんが,2ターン目に調律「はじまりの刻み」の特殊スペルを確実に獲得可能です.

行動回数も3人編成の時よりも多いため,同様にMP獲得のための移動が必要となる場合もありますが,運に依存せず3人編成時と同じことが可能可と思います.

評価

短期/中期戦

深眠域ステージなどの短期/中期戦においては,単体に対して非常に強力なバーストダメージを出すことで活躍できます.

[準備スペル]による確実にスヴィスティは,スペルを発動し続けられますし,最悪は「はじまりの刻み」によるシャッフルを用いれば,[準備スペル]はシャッフルされないため,アルティメットの火力はある程度担保されるため,事故も起きづらくなっています.

また,通常のステージやイベントステージなどの周回を行うようなステージにおいては,如何に短いターン数でクリアできるかが非常に重要です.

4人編成のステージでは (3人編成のステージであってもですが),リスタートを行うことでスヴィスティのスペルを多く溜め込み,3ターン目に大きなバーストダメージを出してクリアを狙うことが可能です.

アルティメット以外では瞬間的な火力は突出しているというわけではないため,3ターン目よりも早くクリア可能なパーティーがある場合は,そちらの方が良い可能性はあります.

とは言え,イベントステージでは活躍する機会が多くなるんじゃないかなと思います.

たてがみ手配書

そして,より活躍するのはたてがみ手配書だと思います.

スヴィスティは,スペルを溜め込んで,1ターンで大きなダメージを与えるキャラクターです.

追加行動扱いであるため,攻撃に反応してスタックが消費されるタイプのバフやデバフとの相性は良くありません.

一方,一定ターン数持続するタイプのバフやデバフに関しては,アルティメットを発動する瞬間以外は発動しなくても構わないため,効果量が非常に大きいが,持続するターン数が短いタイプとは特に相性が良いです.

たてがみ手配書は,[再造]のスタック数が増えることで,敵へのダメージと味方の耐久で難しい立ち回りを要求される面が多くなります.

攻撃の手が易しい,[再造]のスタック数が少ないタイミングで準備に時間をかけ,大ダメージを与えることでスコアの向上が期待できます.

この際は,ランク3スペルを多く溜め込み,スヴィスティのスペル1「証明終」発動時はクリティカル率の超過分がクリティカルダメージに変換されることから,同じく1.8 バージョンで追加されたヴィラと非常に相性が良いです.

終わりに

以上, スヴィスティの紹介でした.

今回は残念ながら,UTTU焦点コラムでは,[準備スペル]を多く獲得できる名士カードがなく,お留守番でしたが,早く[準備スペル]を多く獲得できるステージで編成してみたいですね.

また,アドベンチャーイベントの拡張版のようなコンテンツが,1.9 バージョンでは追加されるようですので,そちらでも非常に活躍できそうな気がしています.

召喚時の動画も置いておきます.

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