はじめに
リバース:1999 が更新され, バージョン3.0 「果てなき道を進みて」が開始されました.
恒常コンテンツである「雨中の空想」の「迷想の海」ステージも更新され, 「無光層・浅部 410M-450M」が追加されました.
無光層450Mを洞察III Lv.1 のパーティーでクリアするには, ステージのギミック理解と編成調整を繰り返す必要がありました.
本記事では, 各ステージで実際に確認した内容や, 個人的に気をつけた点などを含め, 更新された「迷想の海」最深部450Mステージのクリア記録を記載します.
無光層 450M
無光層 450M は, 全4ステージ構成のため, 4パーティーを編成する必要があるコンテンツです.
出現する敵のレベルは, 洞察3 Lv.60 で共通されています.
また, 「雨中の空想」に共通するステージ条件として, 有利本源のダメージ係数が400M よりも上昇しており, 以下のように変更されています.
| 対象 | 効果 |
|---|---|
| 全体 | 有利ダメージ係数が50%アップする. 不利相性以外の攻撃を受けた時, 最終ダメージ軽減が25%アップする. バトルターン数が15ターンを超えると, モンスターが狂暴状態になる. |
以降では, 各ステージの内容を順に整理します.
450M-I のステージ内容
知本源のBOSSを撃破するステージです.
Phase3 まであり, 各フェーズで異なる敵を召喚します.
BOSS「「鏡」の中の答え」は, 召喚された味方が生存している限り【鏡の庇護】状態を獲得します.
また, フェーズ変更後は, 「生まれ変わり」の効果により, BOSSの能力が強化されます.
| 名前 | 状態 | 効果 |
|---|---|---|
| 鏡の庇護 | パッシブ | ダメージ軽減+100%. 自身が行動不能になる. この状態中, 受けるジェネシスダメージ+75%. 生存中の味方がいない場合, この状態を失う. |
| 生まれ変わり | パッシブ | フェーズ変更後, バトル終了まで, ダメージボース+30%, 貫通率+10%, クリティカル率+20%, ダメージ軽減+30%. |
【鏡の庇護】の仕様は以下のような形と言えそうです.
- 召喚された敵を倒してバトルを進行する場合, 【鏡の庇護】が解除され, BOSSが行動可能になります. これにより, 「生まれ変わり」によるBOSSの能力向上の影響を受けることになります.
- 召喚された敵を倒さずにバトルを進行する場合, 【鏡の庇護】が継続し, BOSSは行動不可のままになります. このため, パーティーへの被ダメージの観点では, 「生まれ変わり」によるBOSSの能力向上の影響を受けません.
- 【鏡の庇護】状態中は, ダメージ軽減が大きく上昇し, 通常のダメージは通りづらくなります. 一方, 受けるジェネシスダメージが大きく上昇します.
以上を踏まえると, 召喚された敵の攻撃を受けつつ, 【鏡の庇護】状態を維持してジェネシスダメージを主軸にBOSSへダメージを与える進行をする方が安定しそうに見えます.
続いて, ステージ効果を確認します.
| 対象 | 効果 |
|---|---|
| 味方 | ターン開始時, スペルデッキに悪運スペルが3枚入る. ターン終了時, スペル枠にある悪運スペル1枚につき, すべての味方キャラに悪運スペルを1回発動する (最大4回まで発動). |
| 味方 | 1ターンに2回行動すると, 自身の【悪運】をすべて解除する. |
| 味方 | 3ターンごとに, 味方キャラの【悪運】のスタック数が倍になる. |
| 名前 | 状態 | 効果 |
|---|---|---|
| 【悪運】 | 特殊 | ダメージ軽減-5%, ターン終了時, 付与されている対象が残りHP×3%分のジェネシスダメージを受ける. ターン終了時に10スタックになった場合, 追加で残りHPの90%を失う. (最大10スタック) |
| 悪運スペル | スペル | 使用後, 指定の味方が【悪運】状態になる. 自ら使用した後, スペルデッキから悪運スペルを最大3枚まで削除する. |
悪運スペルの発動は行動回数を消費するため, そのターンの行動回数を圧迫しますが, 使用することでデッキに毎ターン混入する悪運スペルが削除可能です.
このため, 悪運スペルは小まめに処理しておく方が後々戦いやすくなります.
また, ステージ効果により, 1ターンに2回行動すると, 悪運スペル及びステージ効果により付与された【悪運】を解除できます.
悪運スペルで選択する【悪運】を付与するキャラクターは, そのターン中の2回行動前に消費するようにしましょう.
留意する点としては, 2回行動時点で解除されるため, 奇数回の行動タイミングでは解除の効果が発生しません.
きちんとは確認していませんが, 処理としては, 1回目の行動で【状態強化】が付与され, 2回目の行動時にその【状態強化】のスタックをトリガーして【悪運】を解除後にスタックが消費される形になっていそうです.
そのため, 悪運スペルは最初に使用しておき, 偶数回目の行動タイミングで【悪運】を解除できるように調整すると良いと考えます.
例.
3回行動する場合, 3回目の行動では解除の処理は行われません.
1ターンに2回行動すると, というのは2回目以降ずっとではなく, 2回ごとに解除処理が発生するという形だと思われます.
召喚された敵はそれぞれ特殊な【状態異常】を付与してきますが, 回避は不可能ですので, できるだけ早くBOSSを撃破してフェーズを進めましょう.
450M-II のステージ内容
星本源のBOSS「燎原の幽火」を撃破するステージです.
Phase2 まで存在し, Phase1 では「木彫りの妻人形」, Phase2 では追加で「木彫りの夫人形」を召喚します.
どちらの敵も存在しない場合は毎ターン再召喚されるため, 継続的な処理が求められます.
まず, ステージ効果を確認します.
| 対象 | 効果 |
|---|---|
| 敵 | ランク1スペルの攻撃を受けた時, 被ダメージが30%ダウンする. |
| 味方 | ターン開始時, 50%の確率で味方全員のスペルがすべて【予備スペル】になる. |
| 味方 | ターン開始時, 味方全員が【灼熱】を1スタック獲得する. |
| 名前 | 状態 | 効果 |
|---|---|---|
| 【灼熱】 | 特殊 | 攻撃力+1, ターン終了時, 自身の最大HP×10%分のジェネシスダメージを受ける. (スタック可能, 燎原の幽火にスペルを使用すると1スタック解除される) |
| 予備スペル | – | 予備スペルは使用時, 同名スペルと見なされる. ターン終了時, 未使用の予備スペルはすべて消失する. |
本ステージの特徴は【灼熱】の管理にあります.
この【特殊】状態は, BOSS「燎原の幽火」への攻撃によってのみ解除できます.
そのため, 攻撃回数が少ないキャラクターの編成は不利になる場面が多くなります.
召喚される「木彫りの妻人形」はターン終了時に生存している場合, ランダムなキャラクターに対して【武装解除】を付与します.
また, BOSSのスペル1攻撃も, 対象が【灼熱】状態をスタックしていた場合に, 【武装解除】を付与します. (スペル1は, 単体攻撃.)
このため, アタック系スペルによる【灼熱】状態の解除を意識しつつ, 攻撃手段を確保できるキャラクターを編成することが望ましいと考えられます.
バトル開始時には, いくつかのランダム要素が存在します.
- 1つは, 「燎原の幽火」が獲得する【猛火雷鳴】のスタック数
- 1つは, 召喚される敵が所持する星の数
以降のターンに関しては, 敵のターン終了時に処理が解決されますが, 事実上は味方のターン開始時みたいなものです.
これらのランダム要素が戦況に少なくない影響を与えます.
「燎原の幽火」がバトルの開始時及び敵のターン終了時に獲得する【猛火雷鳴】のスタック数は, 0 ~ 7スタックからランダムです.
そして, 敵のターン開始時にすべての【猛火雷鳴】のスタックは消費され, 消費されたスタック数に応じた効果が発生します.
このうち, 戦闘を安定させるために毎ターン目指すべき【猛火雷鳴】のスタック数は, 9 ~ 14スタックになります.
このスタック数は, 「燎原の幽火」に対してダメージを与えつつ, 敵からの攻撃によるダメージも抑えられる水準になります.
ただし, 【猛火雷鳴】のスタック数は, あればあるだけ良いという訳ではなく, 15スタック以上の場合は, BOSSがアルティメット「世に燃え盛る火種」を発動するため, 追加のダメージと【灼熱】の付与が発生します.
9 ~ 14スタックの時と同様にダメージこそ与えられますが, これはこれで面倒であるため, 攻撃しすぎにも注意を払いましょう.
「木彫りの妻人形」及び「木彫りの夫人形」が所持する星の数は, 召喚された時にランダムで決定されます.
毎ターン倒した場合は, 事実上は毎ターンランダムみたいなものですが, 召喚されて以降は再召喚されるまでは変化しません.
撃破するとBOSSの【再生】と【気合い】のスタック数を減少させられますが, そもそも放置した際には, 【武装解除】あるいは【挑発】による攻撃誘導などが鬱陶しいです.
【猛火雷鳴】のスタック数を9スタック以上にすることが最優先ではありますが, 召喚された敵も倒せると良いかと思います.
| 名前 | 状態 | 効果 |
|---|---|---|
| 挑発 | カウンター | 敵の注意を引き付ける. 一部の攻撃を受けた際に, 優先的に攻撃の対象に選ばれる. |
| 猛火雷鳴 | 特殊 | 猛火雷鳴を溜めている. |
| 地鳴りの咆哮 | パッシブ | 攻撃を受けると, スペルランクに応じて, 対応する数の【猛火雷鳴】を獲得する. ランク1/2/3で【猛火雷鳴】を1/2/3スタックする. ターン開始時, 以下の任意の効果が発生すると, 自身の【猛火雷鳴】を解除する. ~9 : 味方全員に【激昂】を2スタック, 【再生】を5スタック, 【気合い】を5スタック付与し, ランダムな敵1体に1ターンの【気絶】を付与する. 9~14 : 自身が最大HP×12%分のダメージを受ける. 15~ : 自身が最大HP×12%分のダメージを受ける. 追加で【世にも燃え盛る火種】を1回与える. |
| 武装解除 | 行動阻害 | アタック系スペルが使用できない. |
| 激昂 | 状態強化 | 攻撃する時, ダメージボーナス+50%. (発動すると1スタック減少) |
| 気絶 | 行動阻害 | 行動不能 |
| 気合い | 状態強化 | 与ダメージが5%アップする. (最大50回までスタック可能, 解除不可) |
| 再生 | 状態強化 | 毎ターン開始時, 自身の最大HPの1%を回復する. (最大50回までスタック可能, 解除不可) |
総じて, 本ステージは高いスペルランクのスペル供給とBOSS「燎原の幽火」への攻撃回数の確保が重要になると考えられます.
「燎原の幽火」への攻撃で【灼熱】を解除しつつ, 【猛火雷鳴】のスタックを毎ターン9 ~ 14スタックの範囲に保つことが重要です.
耐え続ければ, いつかは勝てます!!
450M-III のステージ内容
元々が霊本源のBOSS「スライムトライアングルリスト」を撃破するステージです.
BOSSは「溶解と再生」により, HPが一定水準を下回ると全回復します.
そのため, 一定水準以下のHPを1ターンですべて削り切る必要があります.
| 名前 | 状態 | 効果 |
|---|---|---|
| 育ち上がる | パッシブ | 離脱後に復活し, 体形が大きくなる. 自身の最大HP, 攻撃力, 防御力及びダメージ軽減が大きくアップするが, 行動回数が減少する. (復活するターンは行動不可) |
| 溶解と再生 | パッシブ | ターン終了時, HPが30%を上回る場合, 残りHPの25%を失い, 敵全員に【暗星の引力】を3スタック付与する. HPが30%未満の場合, 失ったHPの100%を回復し, 【畏縮】を35スタック獲得する. |
| 暗星と引力 | 状態異常 | ターン終了時, 残りHP×3%分のジェネシスダメージを受ける. (スタック可能. アルティメット発動後に解除) |
| 畏縮 | 状態異常 | ダメージ軽減-1%, 受けるジェネシスダメージが1%アップする. (スタック可能, 解除不可) |
次に, ステージ効果を確認します.
| 対象 | 効果 |
|---|---|
| 味方 | 自らアルティメット以外のアタック系/ヒール系/バフ系/チャネル系/デバフ系/カウンター系スペルを使用すると, 敵が獣/木/星/岩/霊/知本源になる. |
| 敵 | 受ける範囲最終ダメージが25%アップする. |
| 敵 | ターン終了時, ランダムな敵1体が1ターンの【モーラルアップ】状態を獲得する. 【モーラルアップ】状態のキャラはターン開始時, 1ターンの 【束縛】状態になる. |
| 名前 | 状態 | 効果 |
|---|---|---|
| モーラルアップ | 特殊 | 攻撃力+35%, クリティカル率+35%, クリティカルダメージ+35%. |
| 束縛 | 状態異常 | 行動後, MP-1. |
ランダムなキャラクター1体は, 【モーラルアップ】と【束縛】状態を獲得します.
【モーラルアップ】によって攻撃性能が大幅に向上し, メインディーラーに付与された場合は, 一時的な火力増加に繋がります.
また, ステージ効果により敵の本源が変化するため, どんなキャラクターでも有利相性の攻撃を行うことができます.
これにより, 「雨中の空想」の全体効果による有利本源のダメージ係数上昇効果の影響を受けることが可能です.
特に, 大きなダメージソースの前には, 相性有利な本源にBOSSの本源を変更できれば, ダメージの上昇を図ることができます.
アルティメットに関しても各スペルタイプが割当たっていますが, アルティメットは本源変更を行うスペル対象から外されています.
この仕様により, 本源を統一したパーティーであれば, アルティメットを連続発動した場合に有利本源を維持して大きなダメージを狙えます.
BOSS「スライムトライアングルリスト」の攻撃は, 相性有利キャラクターにダメージを与えた場合であっても, 自身のそれぞれのスペルの効果により, ダメージ係数がアップしません.
ステージ効果により, すべての本源に変化し得ますが, 被ダメージに関してはダメージ係数を考慮する必要はありません.
BOSS「スライムトライアングルリスト」は, HPが一定割合を下回ると完全回復します.
値が表示されないものに関しては不明なため, HPに関してのみ触れますが, 以下に「育ち上がる」と「溶解と再生」の影響をまとめます.
| 離脱回数 | 「育ち上がる」によるHP影響 | 「溶解と再生」の効果 |
|---|---|---|
| 0回 | 1,000,000 | ターン終了時, HPが30%を上回る場合, 残りHPの25%を失い, 敵全員に【暗星の引力】を3スタック付与する. HPが30%未満の場合, 失ったHPの100%を回復し, 【畏縮】を35スタック獲得する. |
| 1回 | 1,500,000 | ターン終了時, HPが40%を上回る場合, 残りHPの25%を失い, 敵全員に【暗星の引力】を3スタック付与する. HPが40%未満の場合, 失ったHPの100%を回復し, 【畏縮】を35スタック獲得する. |
| 2回 | 2,000,000 | ターン終了時, HPが50%を上回る場合, 残りHPの25%を失い, 敵全員に【暗星の引力】を3スタック付与する. HPが50%未満の場合, 失ったHPの100%を回復し, 【畏縮】を35スタック獲得する. |
| 3回 | 3,500,000 | ターン終了時, HPが60%を上回る場合, 残りHPの25%を失い, 敵全員に【暗星の引力】を3スタック付与する. HPが60%未満の場合, 失ったHPの100%を回復し, 【畏縮】を35スタック獲得する. |
結論としては, 「溶解と再生」による完全回復を行う閾値を下回るタイミングで, 【モーラルアップ】が付与されたキャラクターで相性有利の攻撃を行い, 瞬間的な大ダメージを叩き込むことになります.
ただし, 【モーラルアップ】の付与対象はランダムであるため, メインディーラーへの付与が運要素となります.
良いタイミングで【モーラルアップ】が付与されることをお祈りしましょう.
また, BOSSがHPを完全回復するたびに【畏縮】を獲得します.
戦闘が進むほどBOSSが受けるダメージは上昇しますが, ターン数の縛りを考えれば, 結果へはそこまで寄与しないかもしれません.
450M-IV のステージ内容
木本源のBOSS「アナライザー」を撃破するステージです.
BOSSの残りHPが, 90%/70%/40% の各タイミングで強化が発生します.
まずは, ステージ効果を確認します.
| 対象 | 効果 |
|---|---|
| 敵 | ターン開始時, MP+1. |
| 味方 | ターン開始時, 味方全員が【滅裂】を2スタック獲得する. |
| 敵 | 通常スペルの攻撃を受けた時, 被ダメージが50%ダウンする. アルティメットの攻撃を受けた時, 被ダメージが50%アップする. |
この効果により, 通常スペルでの攻撃は大きく弱体化を受け, アルティメットの威力は上昇します.
従って, アルティメットを主体とした編成が有効だと考えられます.
BOSSである「アナライザー」についてなのですが, えーっとですね…良くわかりません.
分かることとしては, 味方が行動回数を消費する行動を行うたびに「アナライザー」のストレス値が上昇します.
追加攻撃では増加しませんが, ヒール系やバフ系スペル含めて行動回数が使用されれば, 「アナライザー」のストレス値は上昇します.
行動時に5または10増加することは確認できますが, ストレス値の詳細な上昇規則は不明です.
初期状態のストレス値の上限は, 恐らく100に設定されているように見えます.
戦闘中, ストレス値が 40 ~ 80の範囲では, 「アナライザー」は非常に強力なダメージ軽減状態を持ちます.
このタイミングではダメージ効率が著しく低下するため, 大ダメージを狙えるリソースはこの状態の「アナライザー」へ発動するのは避けた方が良いと思います.

確認した限りですが, 強化のタイミングでストレスの上限値やダメージ軽減のストレス水準に変化がありそうです.
こちらも詳細は不明ですが, 残りHPが40%の強化タイミングでは, 上限値で105が見られたり, 強力なダメージ軽減を35 ~ 75 範囲のストレス値で発生させるなど, 変化がありそうです.
詳細を全然教えてくれない不親切なステージですが, 総じて, 本ステージはストレス値の管理, アルティメットの発動タイミング及び順序が重要になると考えられます.
戦闘ログ
さて, ここからは個人的なログを好き勝手に話していきましょう.
まず最初に検討するのは, ステージでおすすめ本源と記載される, 各BOSSの本源に対して有利なパーティーですよね?
ステージギミックをざっくりと確認した後, 以下のような編成で挑んでみました.
- 450M-I ステージは, 「ノーティカ」を主軸とした【血の薪】パーティーでクリア.
- 450M-II ステージは, 「マーカス」や「アルゴス」を主軸としたスペルランクアップのパーティーで撤退.
- 450M-III ステージは, 「ルーシー」と「ウルリッヒ」による【電力】パーティーで泣きながら撤退.
- 450M-IV ステージは, 「アンジョナナ」で封殺しつつ, 「カサンドラ」でダメージを取る【暗殺】パーティーでクリア.
ここで感じたのは, 「450M-III ステージをクリアする瞬間火力が足りない!!」という点です.
加えて, 「トゥトゥイ」と「カカニア」のそれぞれをどのステージで編成するか, 高火力キャラクターである, 「ノーティカ」, 「カサンドラ」, 「エツィオ」をどこで編成するかも問題になりました.
最終的には, 450M-III ステージをどのパーティーで突破するかが最大の焦点となりました.
以降では, 実際にクリア時に採用したパーティー構成と, ステージごとの感想を話していこうかと思います.
順序は, 確定させたステージ順で行きます.
450M-II

450M-II ステージでは, 【猛火雷鳴】のスタックを貯めることでBOSSに対してジェネシスダメージを与えることが可能です.
つまり, ジェネシスダメージを与えて生存し続ければ, ある程度のダメージソースと耐久でどうにかなります.
このことから, 有利本源よりも, スペルのランクアップの方が重要だと考え, ランクアップと行動回数を確保できるパーティーを組むことを考えました.
ヒーラー枠をどうするかは悩みましたが, 【武装解除】の影響こそ受けますが, 追加行動により「燎原の幽火」を攻撃しながら回復も行える「ロペラ」を編成することにしました.
「梁月 (りょうげつ)」の【息災】が機能してくれれば, 回復自体は「ロペラ」の洞察効果で十分で, 【武装解除】の影響も「梁月 (りょうげつ)」の【弱体無効】を使えば緩和可能であったことも大きいです.
| # | キャラクター | レベル | 塑像 | 共鳴/察知 | 心相 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 梁月 (りょうげつ) | 洞察III Lv.1 | 5 | Lv.10 平穏 | 直ちに応答せよ Lv.60/60 心相増幅Lv.5 |
| 2 | パタパタペーパー | 洞察III Lv.1 | 3 | Lv.10 平穏 | 別れの変奏曲 Lv.60/60 心相増幅Lv.5 |
| 3 | エツィオ | 洞察III Lv.1 | 5 | Lv.10 平穏 | 黄昏に響く鐘 Lv.60/60 心相増幅Lv.5 |
| 4 | ロペラ | 洞察III Lv.1 | 1 | Lv.10 平穏 | 三度目の信頼 Lv.60/60 心相増幅Lv.5 |
| 5 | 星体の悪兆 | 洞察III Lv.1 (パーティー平均) | – | – | – |
「エツィオ」の装備は, 「ヴェネツィア海賊の剣」と「装飾付き短剣」です.
星体の悪兆の「原型の設計図」は, 次のような形にしています.

「エツィオ」というダメージディーラーこそ切りましたが, 「トゥトゥイ」も「カカニア」も温存した状態でクリアできました.
以降のステージを有利に進められる編成であったため, このステージの編成についてはかなり序盤で固まりました.
ステージ内容の方でも触れていますが, 【猛火雷鳴】のスタック数を可能な限り毎ターン9 ~ 14スタックで戦闘を進めます.
「エツィオ」の「カウンターキル」や「梁月 (りょうげつ)」の【厄払いI】~【厄払いIII】と【八霊震慴・虎】が不意に飛んでいって, スタック数が多くなりすぎてしまうのは御愛嬌ですかね.
【八霊震慴・虎】に関しては, 召喚された敵が所持する星が3以外であれば, 【示威】を貯めるだけで一掃できるため, 「ランク2スペルとしてみなされる」効果はかなりありがたいと感じました.
逆に言えば, 【八霊震慴・影】や【八霊震慴・迅】はランクを持たないスペルのため, 召喚された敵を処理できません.
範囲攻撃の乏しいこのパーティーでは, 【八霊震慴・虎】を大事に発動しないと, 召喚された敵を巻き込んで処理できない点は悲しい点ですね.
【強梁既出】状態のランクアップ効果により, 【猛火雷鳴】のスタック数はある程度確保可能なため, そこまで行動選択が狭められることはありませんが.
その他に気にする点としては, バトル開始時に決定されるランダム要素ですね.
最も理想的な状態を言うのであれば, 「木彫りの妻人形」の所持する星の数が1, 「燎原の幽火」の【猛火雷鳴】のスタック数はそのターンで9スタック以上が狙える数になります.





450M-IV

ステージ内容を詳細に教えてくれないステージ側にも問題があります!!
ということで, BOSSが「魅惑耐性」を持たないため, 「アンジョナナ」で封殺することにしました!!
ダメージソースとしては, アルティメットを多く発動したいため, 「アンジョナナ」の【契約】は獣本源と結ぶのが良いのですが, そうすると【チャーム】状態の付与が難しくなります.
出現する敵は「アナライザー」だけのため, 本源は霊や知本源でも良いですが, 火力の都合で, 「カサンドラ」になりました.
「雨中の空想」の有利相性によるダメージを前提とした設計を貫通させられる火力スペックにこちらとしてはちょっと引き気味ですけどね.
| # | キャラクター | レベル | 塑像 | 共鳴/察知 | 心相 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | アンジョナナ | 洞察III Lv.1 | 5 | Lv.10 平穏 | 愛の本質 Lv.60/60 心相増幅Lv.5 |
| 2 | カサンドラ | 洞察III Lv.1 | 5 | Lv.10 平穏 | 叙事詩の終焉 Lv.60/60 心相増幅Lv.5 |
| 3 | アレクシオス | 洞察III Lv.1 | 5 | Lv.10 平穏 | 終わらないQ&A Lv.60/60 心相増幅Lv.5 |
| 4 | メディスンポケット | 洞察III Lv.1 | 0 | Lv.10 平穏 | 懐かしい歌, 新しいメロディー Lv.60/60 心相増幅Lv.5 |
| 5 | 演劇の投影 | 洞察III Lv.1 (パーティー平均) | – | – | – |
「カサンドラ」のアビリティは, アサシン3, ハンター2 です.
演劇の投影の「原型の設計図」は, 次のような形にしています.

【魅惑】状態で行動不能になっていた場合でも, それはそれとして「アナライザー」は攻撃をしてきます. (なんでなんですかね…)
この攻撃が結構痛いため, 大きなダメージ前には, メディスンポケットによる【強固】を付与しつつ, ある程度の体力水準を維持します.
【魅惑】状態にしなくても, 「アナライザー」が行動としては攻撃しないターンがあります.
その際に, 【魅惑】状態なしでターンの行動回数を使った場合, 不意に【魅惑】状態の攻撃力減衰なしの攻撃が飛んできます.
【強固】があれば, 攻撃力減衰なしでも最悪耐えられるため, 必要そうなタイミングでたまに付与してあげる形です.
「アナライザー」が「気絶耐性」を持ち, メディスンポケットのアルティメットによる回復は【強固】を付与しません.
そのため, メディスンポケットのアルティメットは発動する意味がないかと思いました.
考える事項としては, 「アナライザー」のストレスが 40 または 80 付近の際, 「カサンドラ」と「アレクシオス」のアルティメットの発動順序を考えることです.
「カサンドラ」及び「アレクシオス」はMPを持たないため, スペルを先に発動してもその後のアルティメット準備には影響しません.
「アナライザー」のストレスを考えて, 行動回数を消費しない「ラッシュアサシン」やスペルの発動を前後させることになります.
例えば, 「アナライザー」のストレスが, 30 であれば, 行動回数を消費しない特殊スペルである「ラッシュアサシン」を先に発動し, アルティメット (=行動回数を消費するため, ストレスが上昇する) を後回しにするなどですね.
とは言え, 基本的には気にせず連打するタイミングの方が多いですかね!!





450M-III

さて, 最も問題の450M-III ステージです.
「カサンドラ」のアルティメット連打も試しては見たんですが, 【モーラルアップ】のランダム要素が辛くて断念しました.
ここで「カサンドラ」を編成してしまうと450M-IV ステージのクリア見通しが立たなくなるというのもあります.
最終的には, 【血の薪】のギミックを主軸としたパーティーを編成しました.
「ノーティカ」というキャラクターが大分やりたい放題なキャラクターであるため, どのステージで編成してもなんとかなります.
と言うか, なってしまう事実上のワイルドカードみたいなものです. (素敵)
このため, 新しい「迷相の原型」である「新時代の象徴」を編成してね, というステージだと思われますが, それを一切無視して, 「骨炭の狼煙」による「ノーティカ」以外の耐久重視で進めてます!!
「ノーティカ」は…恩恵なくても生存するので, なんなんでしょうね…?
| # | キャラクター | レベル | 塑像 | 共鳴/察知 | 心相 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ノーティカ | 洞察III Lv.1 | 5 | Lv.10 平穏 | 心の墓碑銘 Lv.60/60 心相増幅Lv.5 |
| 2 | センチネル | 洞察III Lv.1 | 0 | Lv.10 平穏 | 帰郷の追悼 Lv.60/60 心相増幅Lv.1 |
| 3 | センメルワイス | 洞察III Lv.1 | 1 | Lv.10 平穏 | 三度目の信頼 Lv.60/60 心相増幅Lv.5 |
| 4 | トゥトゥイ | 洞察III Lv.1 | 3 | Lv.10 平穏 | 貝殻のひび割れ Lv.60/60 心相増幅Lv.5 |
| 5 | 骨炭の狼煙 | 洞察III Lv.1 (パーティー平均) | – | – | – |
骨炭の狼煙の「原型の設計図」は, 次のような形にしています.

特にクリア方法は言う事がありません.
【血の薪】が多いか, 【モーラルアップ】が付与されたタイミングで相手を知本源にして, 「ノーティカ」のアルティメットを叩き込みましょう.
BOSSを知本源にする場合は, このパーティーですと「ノーティカ」のカウンター系スペルしかないため, 手札にキープしておくか, 調律から持ってくることになります.
「ノーティカ」によるダメージ以外は誤差みたいなものなので, 「ノーティカ」と【血の薪】以外の状態はあんまり気にしなくて良かったです.
タイムキーパーに優しいパーティーですね. (苦笑
試行錯誤中には, 「ルーシー」, 「ウルリッヒ」, 「モルダー」, 「カカニア」のパーティーに, 「迷相の原型」で「新時代の象徴」を編成した, あまりにも推奨された形で進めたりもしました.
ただ, 最後の「育ち上がる」を突破できずに諦めました.
耐久的に試行回数も稼げず, 「カサンドラ」での施行時と同様ですが, 【モーラルアップ】のランダムを突破しつつ, リトライするのが苦しくて諦めました.





450M-I

450M-I ステージでは, BOSSである「「鏡」の中の答え」は, ジェネシスダメージが有効です.
このため, 【中毒】と「カカニア」によるジェネシスダメージでのクリアを目指しました.
パーティーとしては, この方針を固めた時点で「ヴィロー」, 「チューズデー」, 「カカニア」までは決まり, 考えるべきは最後の1枠をどのキャラクターにするかになりました.
【中毒】を付与するキャラクター, MP加速を行うキャラクター, 【連続行動】を付与するキャラクターなど色々考え, 試してみてはみたのですが, 最終的には「サーベス」を編成することにしました.
特殊スペルによる行動回数の消費なしで, 【悪運】の効果をステージ効果で簡単に解除できるキャラクターを選択した形になります.
| # | キャラクター | レベル | 塑像 | 共鳴/察知 | 心相 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | サーベス | 洞察III Lv.1 | 0 | Lv.10 平穏 | 終わらないQ&A Lv.60/60 心相増幅Lv.5 |
| 2 | ヴィロー | 洞察III Lv.1 | 2 | Lv.10 平穏 | デプレッション Lv.60/60 心相増幅Lv.5 |
| 3 | チューズデー | 洞察III Lv.1 | 2 | Lv.10 平穏 | メイドは見た Lv.60/60 心相増幅Lv.5 |
| 4 | カカニア | 洞察III Lv.1 | 5 | Lv.10 平穏 | 勇ましい者の言葉 Lv.60/60 心相増幅Lv.5 |
| 5 | 木魅山鬼 | 洞察III Lv.1 (パーティー平均) | – | – | – |
木魅山鬼の「原型の設計図」は, 次のような形にしています.

行動回数の主な消費先としては, 以下の通りです.
- チューズデーの陣法を維持するためのMPを確保する
- カカニアの【共感】値をリセットするためのMPを確保する
また, 【悪運】が手札に来てしまった場合は, 可能な限り優先的に消費します.
【魔の毒】により火力が出るのは理解できるのですが, 「ヴィロー」に行動回数を消費する余裕はありません!!
つまり, 一度「ヴィロー」に付与された【悪運】を解除するすべを基本的には用意しません.
このため, ステージ効果によるパーティー全体への【悪運】の付与は行われないように気をつけて進めます.
ただ, 「ヴィロー」の洞察効果により付与される【中毒】は, 「ヴィロー」のステータスを参照することになるため, 「カカニア」のバフスペルは, 「ヴィロー」を選択しています.
「木魅山鬼」で【石化】を付与することで, Phase2やPhase3で召喚される敵を停止させることができます. (Phase1 の敵も出来はしますが.)
これにより, アルティメットのためのMPを貯めるターンを稼ぐことができます.
特にPhase3 で敵のアルティメットを発動されるタイミングでは, 「カカニア」の【共感】値が0から最大にまで直ぐに溜まってしまいます.
このため, 敵のアルティメット前には, 「カカニア」のアルティメットを毎回発動できるようにするぐらいの気持ちでMPを溜めます.
それと, リアルダメージタイプのキャラクターでは【石化】を解除してしまうため, 「【石化】だ!!」と思い至ったタイミングで, リアルダメージタイプのキャラクターは編成対象の考慮から外すことにしましたね.
なお, クリアできたので良いですが, 「サーベス」へ火力を期待していないため, 心相は「二度目の人生」の方が良かったですね.





終わりに
だいぶクリアするのに時間がかかりました.
1週間ぐらいずーっと450M-III ステージをどうするかに悩まされましたからね!!
記事にしていないですが, そう言えば前回の400M ステージも悩まされたなと思いつつ, リバース:1999 のコンテンツにおいては, 個人的には現時点では唯一頑張らないといけないコンテンツですね.
また, 今回始めて, 「共鳴の変調」機能を使いました.
最終的にはすべてのキャラクターで「共鳴の変調」機能は不要で, デフォルトの平穏のままで問題なくクリアできたとは言え, 試行段階には利用していました.
450M-III ステージでどうしても火力が足りないため, 火力を手っ取り早くかつやり直しも可能な方法で追加できるため, しても良いかと思い, 「共鳴の変調」をしてみた形ですね.
一応は, 元から【血の薪】パーティーであれば, 450M-I ステージでも, 450M-III ステージでも, どちらであってもクリアできていたため, いずれかをどうにかクリアできないかを「共鳴の変調」機能込みでクリアを頑張っていた形ですね.
「共鳴の変調」機能で変更しても, 450M-III ステージを【血の薪】パーティー以外ではクリアできる未来が見えなかったため, 最終的にはどうにかして450M-I を残りのキャラクターでどうにかするしかない!!!で方向転換していきました.
「トゥトゥイ」と「カカニア」のどちらを450M-I ステージで編成するか, については, 450M-Iは【状態異常】こそ多く付与してきますが, 「トゥトゥイ」を編成してまで解除する必要を感じませんでした.
追加行動自体は有効でしたが, ジェネシスダメージを与えることが可能な「カカニア」の方が適正がありそうだとなったため, 450M-I ステージに「カカニア」を編成するに至りました.
そうは言いつつも, 実際に450M-I ステージが, 【中毒】パーティーでクリアできるとは全然思っていませんでしたが.
レベル自体は縛りつつ (洞察III Lv.1 が統一感あって揃えているだけで, 縛っているわけではないのですが), 塑像は好きなだけ上げています.
流石に, 低いレベルで塑像も低いと「カカニア」で450M-I ステージを耐えるのは厳しそうかなとは思いますね.
本当に即【共感】値が上限になってしまうので….
そんなこんなで, 今回も「雨中の空想」の解放された最深部をクリアできてしまったため, 当スーツケースの★6キャラクターの「狂想」機能は, またしばらく解放する機会がなさそうです.
火力足りないとは以前からずーーーーーーっと感じてはいるため, 新規キャラクターの性能にお願いしている感じがあることは否めません.
「狂想」機能については, いいなぁー, したいなー, とは思い続けているので, どうにもならなくなったタイミングでしようかなとは思っています.
レベル上げようかとは, 1周年バージョンであるバージョン1.9 の時から思っているので, 思ってるだけなんですけどね. (いつもどおりの後回し癖)
以上, バージョン3.0 「果てなき道を進みて」で更新された「雨中の空想」の「迷想の海」ステージ最深部のクリア記録でした.
バトルサポート機能もありますし, これが参考になることは, 今のリバース:1999 だとないですかね?
何はともあれ, 記事として楽しんでいただければ幸いです.